横浜線とは
横浜線は、1908年(明治41年)9月23日に横浜鉄道として開業(東神奈川〜八王子間)。 2009年に開港150周年を迎える横浜港に群馬県や三多摩地域(当時の神奈川県)で生産された生糸を運搬することを目的に敷設された鉄道で、2008年9月23日に開業100周年を迎えました。 これを記念して横浜線沿線では臨時列車の運転や小机駅にて車両展示会などの記念イベントが催されました。
横浜線開業100周年記念イベント
記念ヘッドマークの装着
開業100周年記念ヘッドマークを2種類、計6編成に取り付ける。取り付け期間は2008年8月頃から1年間。
かつて103系に取り付けられていたマークを連想させるイメージ。
臨時列車の運転
快速〈横濱線100周年号〉
運転日:2008(平成20)年9月23日(火・祝)
運転区間:東神奈川―八王子 1往復
使用車輌:485系“やまなみ”4輌(定員100名) 全車グリーン車指定席
快速〈横濱ものがたり号〉
運転日:2008(平成20)年9月23日(火・祝)
運転区間:松本―東神奈川 1往復
使用車輌:485系“いろどり”6輌(定員136名) 全車グリーン車指定席
快速〈ベイ・ドリーム横濱号〉
運転日:2008(平成20)年9月13日(土)・9月14日(日)
運転区間:松本→磯子 桜木町→白馬
使用車輌:189系6輌(定員360名) 全車普通車指定席
記念フラッグの掲出
開業100周年&横浜開港150周年を記念した「フラッグ」第2弾を横浜線沿線各駅に掲出。デザインは横浜線沿線社員が担当した。
イベントの実施
9月23日(火・祝)に小机駅にて開業100周年を記念するイベントが開催された。
- 車輌展示会…小机駅2番線ホーム
- ○時間:12:30〜16:00(最終入場15:45)
○内容:小机駅2番線ホームにおいて“いろどり”を展示 - パネル展…改札内コンコース
- ○期間:9月23日(火・祝)から約1ヶ月間
○内容:歴史年表、横浜線にちなんだ写真などのパネル展 - 子供向けイベント…イベント列車、改札外・改札内コンコース
- ○時間:10:30〜16:00
○内容:抽選会、駅長制服写真撮影会
※イベントの参加は小学生以下の方限定
※抽選会等は、数量制限あり
※この他にも子供向けイベントを計画中 - Nゲージの運転…改札外コンコース
- 記念グッズの販売…改札外コンコース
- カプセル玩具「ガチャポン」の販売…改札外コンコース
- 長野観光キャラバンによるPR…イベント列車内
- ※改札内で開催のイベントへ参加するには、有効となる乗車券類が必要。Suica・PASMO は入場券としての利用はできない
記念グッズの販売
開業100 周年を記念してさまざまな記念・限定商品の販売が行なわれた。
主な商品
- 横浜線せんべい
- 横浜線パン
- 開業100周年記念弁当(4種類販売)
- 記念ヘッドマークレプリカ
横浜線
横浜線は東京地区の電車特定区間内(E電)の路線のひとつであり、横浜市から町田市および相模原市を経由し、八王子市に至る全長42.6kmの路線である。起点の東神奈川駅で京浜東北線(『鉄道要覧』などの書類に記されている正式な路線名称は東海道本線)、終点の八王子駅で中央本線と八高線に接続する。路線名は「横浜」を名乗っているが、横浜駅は東神奈川駅から京浜東北線で一駅隣であり、横浜線の列車でも横浜駅へ直通しないものも多い。
横浜線は、横浜市の北部から同市中心部へのアクセス路線として機能するとともに、東京都心から郊外に延びる複数の放射状路線と交差し、いわゆる環状路線としての機能も有している。したがって、郊外路線でありながら、割高な初乗り運賃の乗客も多いため、JRの前身である日本国有鉄道(国鉄)が運営していた時代から数少ない黒字路線であった。
1908年に「横浜鉄道」という私鉄として開業したのが横浜線の始まりであり、当時は八王子や信州で生産されていた生糸を横浜へと運搬することを目的としていた。その後、1917年に国有化されたが、標準軌化試験や電化試験が行われたこともある。その後、1932年には横浜駅・桜木町駅への乗り入れが開始されたほか、1964年の東海道新幹線の開業で横浜線との交差箇所に新横浜駅が開業すると、横浜線は横浜市内と新幹線のフィーダー路線としても機能することとなる。さらに1960年代後半からは沿線開発の進行や大学の設置などにより乗客が増加したことから、1967年より輸送力増強のため複線化工事が順次行われ、1988年までに全線が複線化された。
国鉄末期に当時計画中だった横浜高速鉄道みなとみらい21線との直通運転計画が浮上していたが、国鉄の財政状況などが原因で中止となった。
それ以降も首都圏の通勤路線として利用者が増加し、1994年からは混雑対策のために電車は片側6扉を有する車両(サハ204形)を連結した上で8両編成が組まれている。2010年12月現在、臨時列車を除き特急・急行列車は設定されておらず、列車種別は快速と各駅停車の2種のみである。いずれも線内の折り返し運転が基本であるが、一部の電車は根岸線に直通するほか、朝夕は橋本 - 八王子間で相模線の電車が乗り入れる。なお、1998年からの10年間は土曜・休日に横須賀線逗子駅までの直通電車が運行されていたが、湘南新宿ラインの増発の影響により、2008年3月15日のダイヤ改正で廃止された。
2008年3月31日に発表されたJR東日本の「グループ経営ビジョン2020−挑む−」において、横浜線は南武線・武蔵野線・京葉線とともに「東京メガループ」に指定された。私鉄との接続で重要な役割を担っているとして、今後利便性・快適性を輸送サービス・駅設備・生活サービスのそれぞれの面から向上させ、乗り換えの利便性を含めて今までより脚光を当てるとしている。
全区間が旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「東京近郊区間」、およびIC乗車カード「Suica」の首都圏エリアに含まれている。
路線データ
- 路線距離(営業キロ)
- 東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
- 東神奈川駅 - 八王子駅間 42.6km
- 日本貨物鉄道(第二種鉄道事業者)
- 長津田駅- 八王子駅間 (24.7km) (東京急行電鉄向け甲種輸送のみ)
- 東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
- 軌間:1067mm
- 複線区間:全線
- 駅数:20(起終点駅を含む)
- 横浜線所属駅に限定すると、起終点駅(東神奈川駅は東海道本線、八王子駅は中央本線の所属)を除外した18駅となる。
- 待避可能駅:4(小机駅・中山駅・町田駅・橋本駅)
- 電化区間:全線(直流1500V)
- 閉塞方式:複線自動閉塞式
- 保安装置:ATS-P
- 運転指令所:橋本CTCセンター
- 最高速度:95km/h
- 担当乗務区:東神奈川電車区・東神奈川車掌区
東神奈川駅 - 橋本駅間がJR東日本横浜支社、相原駅 - 八王子駅間が同社八王子支社の管轄であり、橋本駅 - 相原駅間に支社境界がある。